幹事長あいさつ

 
平成27年度 無名会幹事長 齋藤 康
[はじめに]
 平成27年1月1日付けで無名会幹事長に就任致しました齋藤 康(さいとう やすし)です。
 一昨年の会則改正により、本年度からは会期が暦通り(1月1〜12月31日)となり、年明けとともに無名会の新年度も始まることとなりました。
 神田正義前幹事長から幹事長職を引き継ぎ、微力ではございますが、1年間精一杯努めて参りますので、会員の皆様にはご協力賜りますとともに、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

[無名会の歴史]
 無名会は大正11年(1922年)に創設され、今年で93年の歴史を数えます。
 創設年である大正11年は旧弁理士法(大正10年法)が施行された年であり、また、無名会60周年記念誌「無名会の沿革」において、故谷山輝男先生が「弁理士法の公布を機にして弁理士の業務内容も明確になり、弁理士業務の発展或いは弁理士会の設立・運営に互いに協力して関与するために、(中略)無名会を発足した」と回顧されていることからも、無名会はまさに弁理士の歴史とともに歩んできたということができると思います。

[スローガン]
 そして、今年は「知的財産に関する専門家」としての弁理士の使命を明確化した改正弁理士法が施行される年です。
 これを機に、弁理士の歴史とともに歩んできた無名会も、その存在意義について改めて考えてみてもよいのではないかと考えております。

 近年、弁理士の会派離れが進んでいると言われています。
 無名会には現在270名程度の会員がおりますが、必ずしも全ての会員が会務に関与されているわけではありません。
 また、毎年開催されている研修会や旅行会といった各種行事への参加者も、残念ながら徐々に少なくなってきている状況にあります。

 このような状況を踏まえ、今年の会務運営のスローガンは、「サイコウ!無名会」とさせていただきました。
 「ふざけるな!」とお叱りを受けてしまいそうですが、このスローガンには次の3つの思いを込めております。

1.「再考!無名会」〜会員全員で無名会を再考しよう!
 上記の通り、会派活動が停滞気味であることは残念ながら否めません。
 日々の業務に追われて会派活動をする余裕がないのかもしれませんが、一番の問題は「無関心」にあるのではないかと危惧しております。

 そこで、今年度は、会員の皆様に関心を持って頂くために、「会費規定見直しの検討」を提案したいと考えております。
 現在の会費規定は、会務(無名会、日弁、弁理士会)に関与すればするほど会費が上がっていく仕組みになっています。
 他方、会務に関与しない会員からは会費が徴収されることはありません。
 このような仕組みでよいのでしょうか?
 また、会費を徴収しないことが、会派活動に対する「無関心」の遠因になってはいないでしょうか?
 会費規定見直しの検討は、各人が無名会を「再考」することに資するものと考えます。

2.「再興!無名会」〜会員全員で無名会を再興しよう!
 冒頭でも述べましたが、無名会の会員数は現在270名程度です。
 この10年で弁理士の登録者数は大幅に増加しましたが、無名会の会員数にはあまり変化がありません。
 必ずしも会員数が多ければいいというものではありませんが、会の活性化にはやはり新会員を獲得して新しい空気を吹き込むことが不可欠と思われます。
 昨年度、政策委員会に新人獲得のための方策の検討が諮問され、幹事長付WGが設けられましたが、今年度は会員獲得のための企画を立案して実行に移す予定です。

 また、会員の皆様には各種行事に気軽に参加頂けるよう、企画内容や参加費についても見直ししていきたいと考えております。
 さらには、ゴルフ同好会やワイン同好会をはじめとした各種同好会にも積極的に活動して頂けるようにしたいと思います。

3.「最高!無名会」〜再考して再興することで最高の無名会を実現しよう!
 「無名会」の名前の由来について、先輩曰く「無名会という名前は、キャリア或いは派閥を意識せず、また反骨精神の旺盛な方々のグループを意味して付けられたものと考える。」とあるように、無名会には「年齢や経験の違いを過度に意識せずに率直に発言できる風通しの良い雰囲気」があります。
 無名会のこのよき伝統を守りつつ、会員の皆様の力で無名会を「再考」し、「再興」することにより、「最高」の無名会を実現できるものと信じております。
 
 最後になりますが、無名会の組織と本年度の活動を担う各委員会を紹介して、幹事長の挨拶とさせて頂きます。

[無名会の組織]
 無名会は、幹事長、2名の幹事長代行の下、会誌、研修、企画、人事、政策、情報、福利厚生の各委員会によって構成されています。
 更に、委員長及びその経験者から構成される幹事会があり、弁理士会の最高意思決定機関である総会の事前審議や総会決議事項以外の決議を行う役割を担っています。

[無名会の委員会]
 無名会では、会派としての様々な活動を行っていくために、以下の委員会を設けています。

1.会誌委員会(委員長:中村 希望)
 年1回の無名会誌を発行する役割の委員会です。昨今は、インターネットの普及によりホームページを介して情報がやり取りされる時代となりましたが、まだまだ紙媒体の会誌の需要は高く、じっくりと読むことができ、長く保存できる点では重要な媒体であると考えております。

2.研修委員会(委員長:本間 博行)
 会員に対して様々な研修の場を提供する重要な委員会です。今年度も、無名会の人的ネットワークをフルに活用させていただき、多様な研修を企画していきたいと考えております。また、改正法関連実務などにも迅速に対応できる研修の開催に努めてまいります。

3.企画委員会(委員長:香坂 薫)
 弁理士試験合格祝賀会、日本弁理士会役員定時選挙の結果を受けた当選祝賀会及び新年会をはじめとして、各種会合の企画・実行を担当する実働量の多い委員会です。参加費用を登録番号により考慮するなど、できるかぎり多くの皆様にお会いできる機会を増やしていきたいと考えております。

4.人事委員会(委員長:亀崎 伸宏)
 日本弁理士会や日本弁理士クラブの各委員会への委員の推薦、無名会内の委員の推薦を行う、いわば会員の配置を決定する要の委員会です。そして、いざ日本弁理士会において選挙というときには、選挙対策本部として活動するという役割も担っています。

5.政策委員会(委員長:篠原 淳司)
 日本弁理士会の諸政策に対して、無名会として議論・検討した意見を答申する委員会です。また、無名会の中・長期を含めた会務の運営・政策に関する諮問事項を検討する役割も有しており、無名会の現在及び将来の動向を左右する重要な委員会です。

6.情報委員会(委員長:山田 勉)
 ホームページ及びメール網の運営・維持管理を行う委員会です。もちろん、ここにお見せしているものは、本委員会の活動の賜物です。
 メール網については、委員のご努力のおかげで運営しております。会員への迅速な情報伝達媒体としての役割を発揮し、更には、メール網を通じての会員間の意見交換の場としての役割も担っております。

7.福利厚生委員会(委員長:村雨 圭介)
 主として、年1回の親睦旅行会を企画・実行する委員会です。例年30〜40名の会員が参加し、2日目は観光組とゴルフ組とに分かれて親睦を図っています。今年は北陸新幹線が開業しますので、北陸方面への旅行などどうかと考えております。
 また、この委員会は、各同好会への援助を行っており、旅行以外の場での会員相互の親睦のバックアップを行っています。